琉球藍の植え付け |
挿し木にて植えつけます。植え付け時期は春と秋の2回です |
琉球藍の刈り取り |
年に二回6月は芒種が開始時期。11月は霜降が開始時期 |
琉球藍葉の発酵 |
刈り取った藍葉は出来るだけ早く漬け込みます。 |
発酵槽での発酵時間 |
16トンの水量に1.2〜2トンの藍の葉を約4日間漬け込んで発酵します。 |
藍抜き(えーぬじ) |
発酵槽から攪拌槽への移送はそのタイミングが重要です。発酵水の色、藍枝が折れるなどのサインを確認します。おおむねですがPhは5.6〜5.8位に酸化されています。 |
発酵水の移送 |
タンク下部のバルブを開き下段の攪拌槽に発酵水を移送します。 |
撹拌槽での石灰投入 |
30Kg前後のの石灰を投入します。ここも非常に重要で発酵水の色で石灰の量を決めます。ここでのPhは10〜10.5位です。 |
撹拌 |
約2時間前後ポンプと泡発生器を使い撹拌する。 |
沈殿 |
攪拌槽内で約10時間ほど沈殿させます。 |
ウワミズの排水 |
藍染めの原料たるインディゴを含まない水は排水します。沈殿したものは水状態ですが、既にどろ藍です。 |
製品槽への移送 |
沈殿したどろ藍はさらに製品槽に移送して沈殿させ水分を取り除いていきます。 |
出荷 |
藍は手で持てる程度のどろ状で出荷するのが原則ですが、沈殿が間に合わない場合には手から流れ落ちる状態で出荷する場合もあります。
そのため出荷用の袋はどろ藍は流れ出さず、水分だけはにじみ出る肥料用の頑丈なポリエチレン系の袋を二重にして再生利用します。
18〜22Kg詰めです。本土や離島などはさらに一斗缶に詰めて梱包して出荷します。 |
藍の保存期間と方法 |
どろ藍は強アルカリであり蛆が湧いたりすることはありません、また、消費期限もありません。従って原則放置 |
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